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静的解析ツールKlocworkが2021.2にバージョンアップ
JavaScript対応、Helix QACとの解析結果統合で利便性を向上
多くのお客様にお使いいただいているソースコード静的解析ツール「Klocwork」の新バージョン「2021.2」がリリースされましたので、お知らせします。今回のリリースにおける主な変更点は以下のとおりです。
- JavaScriptの解析をサポート
- 静的解析ツール「Helix QAC」の解析結果を統合
JavaScriptの解析をサポート
Web開発プロジェクトなどにおける静的解析をよりスムーズに
今回のバージョンから、JavaScriptの解析をサポートするようになりました。
Web開発プロジェクトで、サーバーサイドをC#またはJavaで開発、フロントエンドにJavaScriptを使用しているようなケースを考えた場合、従来は静的解析を実施する際に、それぞれ別のツールを使用する必要がありました。
今回の機能追加により、こうしたケースの静的解析をKlocworkのみで実施することが可能となり、ツールの使い分けなど煩雑な運用が不要となります。
JavaScriptチェッカーの詳細については こちらをご参照ください。
静的解析ツール「Helix QAC」の解析結果を統合
両ツールを活用するプロジェクトのテスト工数を削減
KlocworkとHelix QACは、どちらも組込み開発、特に自動車用のプログラミング言語に対応した解析ツールです。
今回のリリースでは、Helix QACの結果をKlocworkにインポートする機能が追加されています。両ツールの診断結果を統合することで、セキュリティやコンプライアンスの指標を1カ所で確認することができ、テスト工数の削減に役立ちます。
規格適合チェックにはQAC、バグチェックにはKlocworkをそれぞれ使用するなど、両ツールの強みを活かして使い分ける際にも有用な機能となっています。
上記以外の変更点(概要)
- Java11を完全サポート
- C#の差分解析に対応
- C/C++ Android11サポート改善
- コーディング規約対応の改善(C++、C#およびJava向けCWE、OWASP、CERT C、MISRA)
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