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Silk Performer導入のメリット
- 初めてでも分かりやすいインターフェース
- クライアントの動作までシミュレーションして正確なテストを実施
- ソフトウェア開発事業者
- Webサービス運営事業者
- キャンペーンサイトの立ち上げを予定している企業
- システムの動作が不安定だがボトルネックが特定できない。
- 負荷テストのノウハウがない。
- リリース前の製品が、実稼働時の負荷に耐えられるか不安。
特長
Silk Performerのメリット
刻々と変わるシステム負荷の中で安定稼働を実現するために、様々なテストシナリオを用いてシステムのパフォーマンスを測定します。Silk Performerによるストレステストでエンドユーザーが体感するパフォーマンスを測定することにより、トラブルを未然に防止し、アプリケーションの品質維持に貢献します。また、次の項目を実現することにより、コストを削減し、パフォーマンスリスクを最小限に抑えます。
- アプリケーションの展開前に、パフォーマンス、スケーラビリティ、および信頼性を正確に把握できます。
- サーバーの使用状況や要件をカバーするため、現実的で再現可能な負荷テストシナリオを作成できます。
- システムにおけるパフォーマンス問題のボトルネックを特定し、根本原因を突き止めることで、効率的な対処・解決が可能です。
1.初めてでも分かりやすい操作性
従来のテストツールでテスト用スクリプトを作成する際には、高度なスクリプト言語の知識や複雑な操作が必要とされていました。Silk Performerは、負荷テストの一連の手順を「ワークフローバー」としてボタン表示。ワークフローバーの各ボタンは「スクリプトの作成」「実行」「結果分析」のタスクを示しており、左から順番に作業を行うことにより負荷テストが進んでいきます。現在行っている作業が終了すると、次のアイコンが有効になるため、初めての方でも簡単に負荷テストを実行することができます。
Silk Performerのワークフローバー
2.クライアントの動作をシミュレーション
Webアプリケーションの表現が進歩し、FlexやAjax などクライアントでの動作が必要なコンテンツが増えています。従来の負荷テストでは、サーバーに負荷を与えることが重要視されていたため、仮想ユーザーの操作をシミュレートする機能はありませんでした。Silk Performerでは、仮想ユーザーの操作までシミュレートし、FlexやAjaxなどによるクライアントの動作を確認することにより、正確な負荷テストを実現します。また、異なるブラウザのユーザーエージェントをサーバーに送信し、Webコンテンツのレンダリングが可能です。
スクリプトの動作をシミュレートした画面3.性能要件に基づいた負荷テストの実現するSilk Centralとの連携
性能要件に基づいたテスト計画・実行、その結果を確認・監視することで性能品質の観点から効率的に負荷テストを管理することが可能です。Silk Performerは、テスト管理ツールSilk Centralと連携することにより、要件との関連付け、計画的な実行、テスト結果の管理、ポートフォリオ・レポートの作成等がより容易に実施できます。
Silk Performerの特長
スクリプト作成・確認
スクリプトの作成
スクリプトの記録・再生は、ユーザーが送受信するデータのほか、Ajaxエンジンのようにブラウザ内で動作するイベントも記録・再生できるため、より現実的なテストスクリプト作成が可能です。
スクリプト作成時に記録・再生するメカニズム
スクリプトの確認
作成したスクリプトを試行すると、テストによって実行されたデータを様々な角度から確認することができます。 画面上部にはHTMLプレビューで実際の画面表示、サイドカラムには送信されたHTTPリクエストが一覧表示されます。 HTTPリクエストを選択すると、画面下部にはリクエストヘッダーとその内容などの詳細な情報、画面中段では通信時間を除いたサーバーの応答速度をミリ秒で表示。応答タイマーの統計情報により、アプリケーションを稼働させる前にパフォーマンスの問題の要因を突き止めることも可能です。
スクリプトの確認画面負荷テスト実行
ワークロードのウィザードを使用して、簡単に現実的なシナリオを作成することができます。エージェントPCに仮想ユーザーを割り当てる際、エージェントPCのハードウェアスペックから、生成可能な仮想ユーザー数を表示します。これにより、ハードウェアリソースの準備が効率的になり、コスト削減にもつながります。また、負荷テストの実行時にリアルタイムで分析できるため、サーバーへの負荷が正確に把握でき、効率的にボトルネックを特定できます。
結果レポート
負荷テストが終了すると、パフォーマンスに関するデータが収集されます。素早く問題点を検出できるテンプレートを活用することで、効率的なボトルネックの特定が可能です。カスタマイズ可能なレポートが簡単に作成でき、HTML形式でエクスポートすることでエビデンスとしても利用できます。CSV出力にも対応しているため、収集したデータを様々な用途に活用することができます。
分析
Server Analysis Module(SAM)を使用すると、サーバーの統計データを監視し、SAMが取得したサーバーデータと負荷テスト結果を比較し、相互関係確認できます。また、システムのバックエンドサーバーがファイアウォールの後ろにある場合でも、サーバーで発生している問題を効率よく認識することができます。
Server Analysis Module リアルタイム分析と負荷テストレポートエンタープライズ·アプリケーションのサポート
S企業のアプリケーション環境の幅広いビジネス·シナリオをシミュレートします。SAP、Oracle、Citrix、IBMメインフレーム等におけるさまざまなトランザクションを再現し、パフォーマンス上の問題を解決することができます。
モバイルのサポート
スマートフォンならびにタブレットを利用した性能テストが可能です。 実機を利用することでより現実的なスクリプトが生成でき、リアルな性能検証が実現できます。
Silk Centralでテスト工程を一元管理
マイクロフォーカス社が提供するSilk Centralはソフトウェアライフサイクル全般をサポートするテスト管理ツールです。近年では開発サイクルの短期化や品質保持の徹底、開発環境の多様化などに対応するために、テスト工程はますます複雑化し、テスト工程管理の重要性が急速に高まっています。要件とテスト項目の関連性や、テストの進捗状況、要件修正による影響を迅速に把握し、これらの情報を容易に共有できるソリューションが必要とされています。 Silk Centralではテスト工程全体を可視化することによって、様々な情報の整合性の確保や共有を実現。ソフトウェア開発の品質・生産性の向上に貢献します。 Silk PerformerとSilk Centralを連携することによって、負荷テストの計画・結果をはじめとしたあらゆる情報の一元管理が可能になります。連携によるメリット
- 計画の作成と管理
- 負荷テストのスケジューリング、自動実行
- 負荷テストの結果の管理、レポート
システム要件
システム要件
ハードウェア | |
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プロセッサ |
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メモリ |
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仮想メモリ |
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ディスク |
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ネットワーク |
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※自作機(ベアボーンキット、ショップブランド機を含む)は動作保証外です。
OS |
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サポートされる環境
Web | スタンダード | プレミアム | |
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Silk Performer | Webブラウザ駆動(AJAX)HTTP(S)(Webブラウザ低レベル)HTTP(S)/HTML(Webブラウザ高レベル)HTTP(S)/XML(Webサービス、SOAP) Silverlight Adobe Flex/AMF3 GraniteDS Flex/AMF3 モバイルデバイス全般 WebDAV(Outlook Web Access) 電子メール(SMTP/POP) FTP TCP/IP & UDP SAP NetWeaver |
Webに加えて:
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Webとスタンダードに加えて:
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ユーザーエージェント可能なブラウザ・スマートフォン・タブレット | Internet Explorer 6,7,8,9,10,11、Firefox 2,3,4、Opera 9.21、Netscape 8.04、Google Chrome、iPhone、iPad、Android、Blackberry等 | ||
Server Analysis Module | サーバー側リソースモニタリング; 複数のOS、アプリケーション・DBサーバーのパフォーマンス情報をリアルタイムで収集し、負荷テストから得られるデータと連携 |
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